ELSI哲学フォーラム (2024年3月2日)

JST科学技術のELSIへの包括的実践プログラム(RInCA)に採択された本プロジェクトを含む3つのプロジェクト合同で、2024年3月2日(土)に「ELSI哲学フォーラム」を開催します。若手研究者の発表を中心に、それぞれのプロジェクトの研究概要説明も行います。どなた様でもご参加いただけますので、多くの方々のお越しをお待ちしております。

日時:2024年3月2日(午後1時〜6時)
会場:京都大学 吉田キャンパス本部構内 文学部校舎 第2講義室(以下のマップで8番の南側にある2階建ての建物の1階)https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-y

趣旨:本フォーラムでは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)が推進する「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム」に採択された3プロジェクトの研究代表者と若手研究者が集まり、個々の関心にもとづく研究発表ならびに各プロジェクトの概要説明を行います。各プロジェクトの計画と直接関連する内容だけでなく、より基礎的なアプローチに関心のある研究者たちも一同に会して議論をすることにより、活発な知的・人的交流を生み出すことを目的としています。

各発表のアブストラクトなど、詳しくはプログラムをご覧ください。

ELSI哲学フォーラム 開催レポート

3月2日に京都大学で「ELSI哲学フォーラム」を開催しました。本プロジェクトからは吉井達哉氏と吉川千晴氏(ともに京都大学)、太田プロジェクトからは佐藤広大氏(新潟大学)・苫米地飛氏(東京大学)・松井隆明氏(一橋大学)・片岡雅知氏(広島大学)、児玉プロジェクトからは三上航志氏と伊沢亘洋氏(ともに京都大学)が個人研究発表を行いました。その後プロジェクトリーダーから各プロジェクト概要について説明があり、参加者が前半の個人研究の意義を大きな枠組みのもとで捉え直す助けとなりました。コーヒーブレイクでも参加者同士の活発な意見交換が行われ、今後の活躍が期待される若手研究者が交流を深める機会にもなりました。